【備忘録】ProxmoxVEみたいにNICチーミングとかをDebianでする方法
作成日:2025-08-29 20:58:19
最新更新日:2025-08-29 21:14:41
抑論
NICチーミングというか、bondingの多くのモードは、家庭用のハブでは動作しませんのでご了承ください。
唯一動くのはactive-backupでしょう。
bondingのモード
・balance-rr
送信:ローテーション
受信:ローテーション
ラウンドロビン方式と言うそうです。
・active-backup
送信:固定
分散:固定
プライマリNICを設定でき、それが死んだらセカンダリ、それが死んだら次、という感じ。
・balance-xor
よくわからん
・bloadcast(最悪)
送信:すべて
受信:?
全てのポートに送信します、これ使うならactive-backupでいいでしょう。
・802.3ad(LACP)
送信:分散
受信:ハブ次第
LCACPを利用する方法です、スイッチ側で設定必要。
・balance-tlb
送信:分散
受信:固定
・balance-alb
送信:分散
受信:分散
Network-Managerを消す
要らないので消しましょう、漢なら手動設定😁😁😁😁
sudo apt purge network-manager
nmtui?そんなの使うな。
DNS設定
NMを削除すると、
/etc/resolv.confに書かないと名前解決ができなくなります。
nameserver 8.8.8.8
nameserver 1.1.1.1
とでも書いておきましょう。
パッケージを入れる
必要かは不明ですが、入れておきましょうか。
sudo apt install ifenslave ethtool
設定する
まずip aでNICチーミングするNIC名を把握しておきましょう。
ご存知でしょうが、loはループバックです。
基本的に、eから始まるやつがNICですね。
IPを固定する設定をしているなら、それはメモしておいてください。
さて、把握できたら設定しましょう。
/etc/network/interfacesファイルを編集します。
auto lo
iface lo inet loopback
これはそのままにして、それ以外を消し飛ばしましょう。
もし、あなたが特別な設定をしているならそれはそのままにしましょう。
そのような設定をする時点で、恐らくネットワークへの理解があるでしょうから、詳しくは解説しません。
消したら、まずはNICの設定を書きます
auto NIC名
iface NIC名 inet manual
これをNICの数だけ書きます。
次に、bondingの設定を書きましょう。
auto bond0
iface bond0 inet static
address IPアドレス
netmask ネットマスク
gateway デフォルトゲートウェイ
bond-slaves NIC名をスペースで区切り、全て書く
bond-miimon 100
bond-mode boundingモード
# bond-primary eno1←active-backupなら、ここにプライマリNICを設定する。
再起動して、ip aとして正常なら完了です。
pingやapt updateをして、ネットワークが正常であることをチェックしておきましょう。
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