別に暗算が出来る必要も割り算が出来る必要も無くね？

作成日：2024-09-07 21:49:13
最新更新日：2024-09-07 23:12:12

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はじめに

ここで言う暗算は、2桁以上を指す、
1+9みたいなのが出来ない場合を除く、まあ出来なくてもやりようはあるが、流石にヤバイと思う。

そして、義務教育で暗算を学ぶ必要が無いという話ではない。

暗算が出来ないことの問題点

まず、大前提として計算は電卓で出来ます。
テストでは電卓が使えない？じゃあ筆算を使えばいい。
「電卓を出す時間がー」と言うかもしれないが、それは屁理屈だ。
電卓を持っておけばいい。
スマホにも電卓アプリはプリインストールされている

じゃあ暗算が出来ないことによるメリットはなにか？これはデメリットと同じく無い。
逆に、暗算が出来ることのメリットは？それは電卓が不要な事だ。
逆にデメリットは？無い。

要は、暗算が出来て特はするが、出来なくて損することはないという事。

暗算が出来ない事よりも重大なこと

暗算が出来るできないよりも大問題なことが有る、
抑、之が出来なければここから先の理論も崩れる。

それは「計算の仕方が分からない」「計算式を導き出せない」という事。
たとえば「私は2007年生まれである、では今何歳か？」
という問題があったとしよう、
どうやって年齢を求めればいいと思う？もちろん「今の年(2024) - 2007」だ。
もし、此の計算式すらも導き出せないならばそれは大問題だ。
暗算以前の問題であるため、1年生の教科書から読み直すべきである。
他にも、「時間の計算が分からない」なども暗算以前の問題である。
そもそも計算式を導き出せない、計算方法が分からない、であれば暗算が得意でも無意味である。
私は無論、計算式を導き出せる、プログラミングでよく使うんだ。

私が小さい頃、よくこんな事を言っていた。
「電卓があるのだから、算数を学ぶ必要は無い！」
今になれば、之は間違いであると思う。
例えば、一般人に電卓を渡して、次のような問題を与えてみればどうなるだろう？

之は所謂未解決問題で有るから、そもそも数学者でも解けないであろうが、
一般人には抑数学の問題であることすらわからないであろう、
「ヤン・ミルズ理論ってなに？」「R^4とは？」「Δってなに？Θってなに？」
という疑問が出て、数式すら導き出せないであろう。
之は少々極端では有るが、当時子供の私には此のレベルの理屈である。
その様な理論を言っている当時の私に「底辺が10cm高さが6cmの三角製の面積を求めよ」
という様な問題を渡しても、抑電卓でどのようにすればよいのかすらわからないだろう。

要は、暗算が出来なくとも「計算式が分かる」「計算式を導き出せる」のなら良いのである。

割り算が出来なくても良いという話

私は割り算が出来ない、というより難しくて暗算が出来ない。
然しどの様なときに割り算を使用すべきかは理解している。
之は暗算の話と似たような状況である事が分かると思う。
例えば、64÷12の様な式が合ったとして、之を解くには
「12*nを繰り返して、同じ若しくはそれ以上の値が出たときに―――」
というような計算を行えば良いことは分かると思う。
そう、分かっているなら良い、極論分かっていなくとも良い。
どういう時に使えるのか、それさえわかればよい。
あとは文明の利器が解決してくれる。

「でも暗算が出来ないと頭が―――」

と思うかもしれない、
然し問題は「暗算が出来る出来ない」ではなく、「計算が出来る出来ない」である。
つまり、計算さえ出来るならば何でも良いのである。
抑人間はCPUではない、CPUならば「1秒間に何回加算が行えるか」等が性能の評価基準になるが、
人間はそうではない。
人間の能力評価でよく用いられるIQがあるが、アレも問題を見た感じ「記憶能力」などを図っている節もあるので、本当に暗算が全てではないことが分かる。
(ちなみに私はIQ嫌い)

「でも暗算しないと東大には―――」

そんな事はない、「東大の試験では筆算を使用しては行けない」というルールは無いはずだ。
そもそも途中式の計算などでも用いられる為、「筆算を使うな」などとすればマジで難解になるはずである。
抑書いても消せばバレないし。
ハーバード大学等の世界的な大学ではどうなのか定かではないが、きっとその様なルールはないだろう。
然し声高に「俺暗算出来ないけど東大受かったわｗ」みたいに謳っている人は居ないので分からない。
だが理論上は可能である、ぜひ誰か挑戦してほしい。
(まあ学ぶ内に暗算できるようになるかもだが)

つまり？

要は「暗算は1桁できれば良い、電卓筆算何でも使え、割り算も電卓なりなんなり勝手にしろ、やり方がわからないとか計算式を導き出せないならそれは大問題だ」ということ、
以上！

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